POSレジ15社の価格を比較!タイプ別の値段相場と安くする方法を解説

この記事は約14分で読めます。

POSレジは種類によって価格相場が異なります。

  • システム型POSレジ(ターミナル型):50~100万円程度
  • PC型POSレジ月額5千~数万円程度(※)
  • タブレット/スマホ型(クラウド型)POSレジ無料~月額2万円程度(※)
※周辺機器も購入する場合は導入時20~30万程度

昨今主流になってきているタブレット型POSレジで、代表的なサービスの価格を表にまとめてみました。
各社無料でダウンロードできる資料にさらに詳細の価格が示されているため、気になる方は資料請求してみるとよいでしょう。

POSレジ月額費用(1店舗当たり)
スマレジ
  • スタンダード:0円
  • プレミアム:5,500円/月
  • プレミアムプラス:8,800円/月
  • フードビジネス:12,100円/月
  • リテールビジネス:15,400円

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Airレジ

  • 0円

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ユビレジ

  • 無料プラン:0円
  • 飲食店:6,900円~/月

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Square POSレジ

  • 0円

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POS+

  • 小売:14,000円
  • 飲食店:14,000円/月
  • 飲食店(小規模):6,000円/月
  • 美容・サロン:14,000円/月

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この記事ではタイプごとの価格相場を示したうえで、各商品の価格を比較しました。

記事の後半ではPOSレジの価格を安くする方法もご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。

POSレジとは

POSレジとは、POS(Point of Sale)機能がついたレジのことを指し、「いつ・どこで・どんな商品が・どんな顧客に」売れたのかを集計・管理・分析できます。

POS機能が付くことで会計作業だけでなく、収集したデータをもとに売上分析や顧客管理、在庫管理もできるため、店舗の経営やマーケティングに役立てることができるのです。

▼POSレジの主な機能

  • レジ・会計
    注文・会計・釣銭の計算など
  • 商品管理
    商品の情報を登録し、売上の傾向や在庫数を管理。
  • データ収集
    いつ・どこで・どんな商品が・どんな顧客に売れたのかを収集。
  • 在庫管理
    商品ごとに在庫数を登録できる。
  • バーコード管理
    バーコード読み取りで商品情報を読み取れる。
  • 基幹システムとの連携
    連携によって店舗ごとの売上を本部で確認できる。複数店舗の情報を本部で一元管理もできる。

POSレジの種類と価格相場

POSレジにはいくつかの種類があり、種類ごとに価格も異なります。

  • システム型POSレジ(ターミナル型)
    POSシステムが導入されたハードウェア型のレジを購入
    価格は50~100万円程度
  • PC型POSレジ
    PCにPOSシステムをインストールして利用する
    価格は月額5千~数万円程度
    ※周辺機器も購入する場合は導入時20~30万程度
  • タブレット/スマホ型(クラウド型)POSレジ
    POSシステムのアプリをタブレットやスマホにインストール
    導入価格は無料~月額2万円程度
    ※周辺機器も購入する場合は導入時20~30万程度

PC型、タブレット型はアプリインストールの形式のため、月額で費用がかかります。

タブレット型は無料で利用できるPOSレジもあるため、記事の後半で詳しく説明します。

またキャッシュドロアやレシートプリンターなどの周辺機器を購入する場合、追加で料金がかかります。

システム型POSレジの価格相場は50~100万円/台

システム型POSレジとは、POSシステムが導入されたハードウェアのことを指し、ターミナルPOSレジ、据置型POSレジとも呼ばれます。

価格相場はだいたい50~100万程度で、ほかの種類のPOSレジと比較すると高額です。

他のPOSレジはタブレットやPCにアプリをダウンロードするのに対し、システム型はハードウェアを購入する必要があるためです。

業種や業態に合わせてカスタマイズできることや、自動釣銭機やキャッシュドロアなどの周辺機器が整備されていることがメリットです。

コンビニや大手飲食チェーンなど、店舗数が多い場合におすすめです。

PC型POSレジの価格相場は5千~数万円/月・店舗程度

PC型POSレジはパソコンにPOSシステムをインストールして利用し、価格相場は月額5千~数万円程度です。

※レシート発行機やキャッシュドロアなど周辺機器も購入する場合は、20~30万円程度の導入費用がかかります。

すでにPCを持っていれば、手軽にインストールして利用ができるのがメリットです。

タブレット/スマホ型(クラウド型)POSレジの価格相場は無料~月額2万円/月・店舗程度

タブレッド型POSレジはiPadやiPhoneなどの端末にアプリをダウンロードして利用します。

導入価格は無料~月額2万円程度が相場です。

PC型POSレジと同様、周辺機器を購入する場合は初期費用として20~30万程度用意する必要があります。

タブレット型はタッチスクリーンによる操作が可能なため、操作が簡単というメリットがあります。

アパレル・美容院・飲食店などでよく利用されています。

価格が0円のPOSレジの質は悪い?

価格が0円だからと言って、必ずしも質が悪いわけではありません。

例えばリクルートはエアレジを無料で提供していますが、小規模店舗で必要な機能はすべてそろっており、口コミ評判も悪くありません。
無料で提供できる理由は、アプリ機能を無料で提供して利用者を増やし、周辺機器やサービスで利益を出すというマーケティング手法を取っているから。(※)

ただし無料で利用できるPOSレジの中には、機能が充実していないPOSレジも存在するため、必要な機能がそろっているかは事前によく確認するようにしましょう。

参考:「エアレジ」を 無料で配布する本当の理由

タブレット型POSレジの価格比較

月額費用
スマレジ
  • スタンダード:0円
  • プレミアム:5,500円/月
  • プレミアムプラス:8,800円/月
  • フードビジネス:12,100円/月
  • リテールビジネス:15,400円
Airレジ0円
ユビレジ

  • 無料プラン:0円
  • 飲食店:6,900円~/月

USENレジ要問合せ
Square POSレジ0円
POSasy3,500円/月
POS+

  • 小売:14,000円
  • 飲食店:14,000円/月
  • 飲食店(小規模):6,000円/月
  • 美容・サロン:14,000円/月

CHASHER POS

  • スタータープラン:0円/月
    ※ハードウェアのレンタル費用は月額8,400円
  • プロフェッショナルプラン:4,400円/1台当たり月額
    ※ハードウェアのレンタル費用は月額8,400円

blayn POSレジ0円/月~
ReCORE16,500円/月⁺オプション費用
Salon Answer0円

スマレジ

スマレジのサービス紹介画像

スマレジは、株式会社スマレジが提供するPOSレジです。

▼スマレジの特徴

  • ECサイト連携、在庫管理システムに強み
  • グッドデザイン賞を受賞したデザイン性の高さ
  • 導入前も後もサポートが手厚い

スマレジの強みは、連携できる外部システムが非常に多いこと

特にECサイト連携に強みを持っており、ShopifyやBASE、COLOR MEなど様々なECサイトサービスと連携ができます。

料金プランは全部で5つあります。(それぞれ1店舗当たりの価格)

プラン名価格特徴
スタンダード0円レジ機能のみ
プレミアム5,500円/月レジ機能に加え、複数店舗管理、PL管理機能あり
プレミアムプラス8,800円/月プレミアムプランにポイント管理、自動釣銭機連携機能付き
フードビジネス12,100円/月キッチン伝票出力やオーダーエントリー機能あり
リテールビジネス15,400円/月パスポートカメラ読み取りや免税手続き電子化機能付き

アカウント作成から30日間は、全ての機能と電話の導入サポートが無料で利用できます。

周辺機器も購入した場合の価格例は下記のとおりです。

周辺機器価格
iPad32G49,800円
レシートプリンター45,980円
カスタマーディスプレイ26,400円
キャッシュドロア17,820円
iPadスタンド3,960円
ロール紙10巻2,200円
導入サポート88,000円
合計234,160円

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Airレジ

Airレジは、株式会社リクルートが提供するPOSレジです。

▼Airレジの特徴

  • 初期導入・月額費用ともに0円
  • 操作画面がシンプルで使いやすい

Airレジの一番の特徴は、無料でPOSレジを利用できること

注文入力や会計など基本的なレジ機能はもちろん、商品管理や顧客管理、売上分析、会計ソフトとの連携機能も0円で利用可能です。

Airレジ導入に必要な周辺機器を購入した場合の価格例は下記のとおりです。

周辺機器価格
iPad49,800円
レシートプリンター(据置き型)42,800円
キャッシュドロア9,020円
合計101,620円

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ユビレジ

ユビレジの紹介画像
ユビレジは、株式会社ユビレジが提供するPOSレジです。

▼ユビレジの特徴

  • 画面デザインが直感的で使いやすい
  • 業界や業態に合わせたオプションや連携機能が豊富

ユビレジの最大の特徴は、業態に合わせたオプションや連携機能が豊富なこと

例えば下記のようなオプションが業態ごとに用意されています。

ユビレジには、無料プランとプレミアムプランの2種類が存在します。

無料プレミアム
価格0円6,900円~/月
レジ機能
メニューデータのダウンロード・アップロード
売上データ・顧客データ・ジャーナルの確認72時間前まで無期限
売上データ・顧客データのダウンロード×
電話サポート×
メールサポート
「ユビレジ ハンディ」「ユビレジ 在庫管理」
「ユビレジ QRオーダー&決済」の契約可否
×

ユビレジには無料のお試し期間があり、アカウントを作成した当月末までは、プレミアムプランを有料で利用できます。

また、ユビレジの場合、周辺機器はリースで利用します。
詳細の料金は明かされておらず、気になる方は問い合わせてみましょう。

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USENレジ

USENレジ
USENレジは、株式会社USENが提供するPOSレジです。

▼USENレジの特徴

  • 飲食・理美容院・小売店・整体院の4業種に向けたレジアプリを用意
  • 24時間365日専用のヘルプデスクがありサポート体制が手厚い

USENレジは飲食・理美容院・小売店(アパレルなど)・整体院の4業種それぞれに特化したサービスを提供しています。

注目機能機能の詳細
理美容院
  • 電子カルテ機能
  • カラー情報などの施術内容を記録。
  • 端末のカメラを利用した写真記録や手書きによるメモの記録も可能
  • ヘアサロン、ネイルサロン、まつエクサロン、リラクゼーションサロンの4つの業種に合わせた5種類のテンプレートが用意
整体院
  • カルテ・診療履歴機能
  • 診察情報などの治療記録や、端末のカメラを利用した写真記録、手書きによるメモの記録が可能。
小売
  • 在庫管理
  • バーコードリーダーを接続して、会計時や在庫管理の商品選択を効率よく。
  • 店舗外の商品管理に使える倉庫機能。倉庫在庫と店舗在庫を分けて、精度の高い管理をアシスト。

例えば理美容院特化のレジアプリは、スケジュールや予約管理や、大手予約サイトからのWEB予約が自動反映されるなど、必要な機能を取り揃えています。

価格については、公式HPには掲載されておらず、詳細は問い合わせが必要です。

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参考記事:USENレジ(Uレジ)のメリットデメリット!月額費用や口コミ評判などまとめ

Square POSレジ

Square POSレジは、Square株式会社が提供するPOSレジで、永年無料で利用できます

▼Square POSレジの特徴

  • ネットショップと連携が可能
  • 最短申込当日から使用可能

Squreはネットショップサービスを提供しているため、ネットショップとの連携機能に強みがあります。

Squreで制作したネットショップなら、注文や売り上げ、在庫数などの情報が自動で同期され、一括で管理することができます。

周辺機器を利用した場合の例は下記のとおりです。

周辺機器価格
iPad49,800円
決済端末4,980円
スタンド29,980円
ターミナル46,980円
合計131,740円

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POSasy(東芝テック)

POSasy
POSasyは東芝テック株式会社が提供するPOSレジです。

▼POSasyの特徴

  • スマートレシートでレシートロール不要
  • 初期設定サービスが豊富

POSasyはスマートレシートIDをスキャンすれば、紙の代わりに電子レシートを発行できます。ポイントカードなど販促としても利用できるほか、レシートロール分の経費削減にもつながります。

また初期設定サービスが豊富にそろえられていることも特徴の一つ。

  • 初期設定サービス
    • 導入時の設定をリモートで対応
    • 30メニューまで30,000円
  • EC決済昨日初期設定サービス
    • EC決済機能を利用する場合の設定を対応
    • 費用は9,000円
プラン名価格
3,500円/月

POSasyは無料お試し期間があり、アカウント発行から翌月末までは月額費用をかけずに利用できます。

POS+

POS+
POS⁺(ポスタス)は、株式会社パーソルが提供するPOSレジです。

▼POS⁺の特徴

  • 業界・業種に合わせたPOSレジ機能を用意
  • 導入だけでなくトレーニングにも対応

POS⁺は小売、飲食、美容・サロンの3つで異なる機能を提供し、それぞれの価格も異なります。

▼業態別の機能

  • 小売:予約・取り置き、バンドル販売・セット販売
  • 飲食:キッチン伝票出力、予約販売、メニュー管理
  • 美容・サロン:電子カルテ、スタッフの目標管理

※すべてレジ機能と売上管理機能はついている

プラン名価格(1店舗当たり)
小売12,000円/月~
飲食店12,000円/月~
飲食店(小規模)6,000円/月~
美容・サロン12,000円/月~

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CHASHER POS

CHASHER POS
CHASHER POSは、株式会社ユニエイムが提供するPOSレジです。

▼CHASHER POSの特徴

  • 豊富なカスタマイズ性
  • ハードウェアの導入サポートが手厚い

CHASHER POSは企業や店舗ごとに独自にカスタマイズできる点が魅力です。

現場の課題をヒアリングしたうえで、基幹システムやECサイトとのデータ連携などのソリューションを提案・開発してくれます。

CHASHER POSには3つのプランが用意されており、無料で利用できるスタータープランは、商品点数200点、店舗登録数1店舗、データの保存期間100人という制限があります。
制限なく利用したい場合はプロフェッショナルプランを利用しましょう。
またPOSレジをレンタルする場合と購入する場合でも価格が異なり、詳細は表にまとめました。

プラン名価格
スタータープラン
  • 月額費用0円円
  • ハードウェア購入の場合は128,000円
  • ハードウェアレンタルの場合は8,400円/台・月
プロフェッショナルプラン
  • 月額費用4,400円/台・月
  • ハードウェア購入の場合は128,000円
  • ハードウェアレンタルの場合は8,400円/台・月

なお下記のオプションを付ける場合は別途費用がかかります。

  • 設置・レクチャー:35,000円/1回3時間
    専門スタッフが現地に出向いて設置サポート
  • ハードウェア保守:2,000円/台当たり月額
    15時までの連絡で当日中にセットアップ済みの機器を発送

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blayn POSレジ

blayn POSレジ
blayn POSレジは、ブレイン株式会社が提供するPOSレジです。

▼blayn POSレジの特徴

  • 完全セルフ化を実現
  • LINE連携をしたモバイルオーダー

注文から会計まですべてをセルフ化。接客にかけるコストを大幅にコストカットしています。メニューを多言語で表示できるため、海外対応もできます。

モバイルオーダーはLINE連携をしており、来店した人が自動で友達になって注文情報を記録できます。

集めたデータをもとにキャンペーンやクーポンを配信すれば、高度なリピーター施策を実現できるでしょう。

プラン名価格
無料プラン0円/月
スタンダード2,800円/月
プレミアム9,800円/月

※無料プランにはデータ保存期間が90日間かつ、商品登録数が200点までという制限があります。

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ReCORE

Recore POS
ReCOREは、株式会社NOVASTOが提供するPOSレジです。

▼ReCOREの特徴

  • shopify取りある店舗で在庫と会員データを同期
  • LINE会員アプリ機能を搭載
  • ささげ/出品も代行

EC出品システムや会員管理の機能がついており、リアル店舗とShopifyの在庫を連携させられます。

さらにLINEの会員アプリ機能があるため、POSの購買データに合わせて販促メッセージを送れます。特定の商品を購入した人ピンポイントでLINEを送れるため、マーケティング施策をより精度高く実行できるでしょう。

撮影・採寸・原稿といったECへの出店作業(ささげ)も150円/1点~で代行しており、EC出品の手間を省くことができます。

プラン名価格
16,500円/月⁺オプション費用

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Salon Answer

Salon Answer
Salon Answerレジは、エクシードシステム株式会社が提供するPOSレジです。

▼Salon Answerレジの特徴

  • 美容室経営に必要なノウハウと機能が搭載

Salon Answerは25年もの間美容室向けにサービスを提供してきたため、美容室の利用満足度が高くなるようなサービス設計になっています。

予約管理において、通常は予約サイトから入った情報をPOSに入力が必要ですが、Salon Answerでは、一元管理サービスと連携により、情報を自動的に反映させられます。

また様々な美容アプリとの連携も可能。ポケットサロンやLINEミニアプリ、ポケットチーフ、ビューティープロデューサーなどと連携して予約情報をリアルタイムにSalon Answerに反映されます。

プラン名価格
0円

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PC型POSレジの価格比較

続いて、PC型POSレジの特徴と価格を比較します。

POSレジ価格(月額費用)
BCPOS

  • ベーシックプラン:5,000円
  • スタンダードプラン:10,000円
  • ダブルプラン:13,500円
  • トリプルプラン:16,000円

販売管理H200

  • POSレジ::54,000円
  • 売上:21,600円
  • 仕入れ:21,600円
  • 在庫:21,600円
  • ポイント:21,600円

※買い切り型

PC-POS MATE レジ名人

  • レジ名人:198,000円
  • レジ名人EX:298,000円

openbravo POS

  • 無料

BCPOS(ビジコム)

BCPOS
BCPOSレジはビジコム株式会社が提供するPOSレジで、20年間で導入20,000台以上の実績があります。

▼BCPOSの特徴

  • スタンダードプランの機能が豊富
  • サポート体制が手厚い

BCPOSは月額5,000円で本格的なPOSレジ機能が利用できます。

まず、基本機能として下記の9つを取り揃えています。

  • 販売
    リアルタイムでいつ何が売れたかを確認
  • 在庫管理
    移動平均法、標準原価の2種類で在庫を管理できる
  • 商品管理
    過去12か月の仕入れ・販売・在庫の推移が確認できる
  • 顧客管理
    1名につき60件まで販売履歴を記録でき、顧客カルテの作成も可能
  • ポイント管理
    お客様のランクに応じたポイント発行が可能
  • 免税品販売
    免税対応をボタン一つででき、書類作成や印字も行える
  • 販売保留
    販売時にレジの処理を保留して別のお客様のレジ業務を行える
  • 販売管理ソフトとの連携
  • 単品・部門別粗利管理

基本機能だけでも十分店舗運営ができますが、オプション機能も豊富なため、業態ごとに希望に沿った利用ができるでしょう。

またサポート体制も手厚く、平日10~18時で電話などによるサポートを提供しています。インストールや操作方法など何でも相談できます。

BCPOSはソフトウェアのサブスク形式と、買取プランの2つが存在します。

プラン名価格(月額・1台当たり)買取パック
ベーシックプラン5,000円270,000円
スタンダードプラン
基本システム+オプション1つ
10,000円540,000円
ダブルプラン
基本システム+オプション2つ
13,500円729,000円
トリプルプラン
基本システム+オプション3つ
16,000円864,000円
追加オプション+4,000円/1オプション216,000円/1オプション

※1年パックプランなら、上記の月額払いよりも10%安く利用できます。

周辺機器までセットで購入する場合の価格もまとめました。

POSセットハード一式224,000円
ベーシックプラン
(初回5,000円×6か月分)
30,000円
ソフトウェアサポート
0円
合計254,000円

販売管理H200(アスネット)

販売管理H200
販売管理H200はアスネットが提供する買い切り形式のPOSレジです。

▼販売管理H200の特徴

  • 業務に合わせた機能だけをカスタマイズできる
  • 操作が簡単で使いやすい

販売管理H200は下記5つの機能があり、業務に必要な機能だけを買い取りで導入します。

  • 売上
    売上・受注・見積書・月締請求書の入力や印字、売掛管理
  • 仕入
    仕入・発注の入力や買掛管理
  • 在庫
    在庫の入力と棚卸、集計
  • POSレジ
    売上処理や顧客登録、在庫連動など一連の機能付き
  • ポイント
    売上ポイント機能でポイント管理も可能

また伝票をイメージしたデザインのため、感覚で入力が可能。
顧客ごとの取引条件を設定しておけば、自動呼出しでミスもなくなります。

各機能をライセンス機能として販売しており、必要分のみをインストールします。

機能名

価格(1台当たり)

売上機能

21,600円
仕入機能

21,600円

在庫機能

21,600円

POS機能

54,000円

ポイント機能

21,600円

セット購入をすると、数千円程度割引になります。

セット名価格
2種類セット
売上・仕入・在庫から2種類
42,900円
※1,100円割引
3種類セット
売上・仕入・在庫から3種類
63,800円
※2,200円割引
POSレジ4種セット
売上・仕入・在庫・POSの4種類
115,000円
※5,500円割引

PC-POS MATEレジ名人(NECソリューションイノベータ)

PC-POS MATEレジ名人はNECが提供するPC型POSレジです。

▼PC-POS MATEの特徴

  • 基本機能に加えて「承り機能」あり
  • 各機能ごとのソフトウェアが用意されており、カスタマイズも柔軟

特徴的なのは、売上登録や返品処理、免税販売機能など基本的な機能に加えて、承り機能がついていること。
予約販売や加工・お直しが必要な商品販売時に、お客様と店舗用に控えのレシートを発行し、そのバーコードで伝票を呼び出すことができます。

また実運用に沿ってオプションも用意されており、個別カスタマイズにも柔軟に対応してくれます。

  • 客増名人:顧客管理
  • 店番名人:店舗管理
  • はやわざ名人:入荷・出荷や棚卸直の商品管理
  • 連結名人:各店舗の売上や在庫の情報をリアルタイムで確認

価格は次の通りです。

製品名称

価格(1台当たり)

PC-POS MATE レジ名人 Ver.9.5

198,000円

PC-POS MATE レジ名人EX Ver9.5

298,000円

店番名人

128,000円

客増名人298,000円
はやわざ名人

98,000円

連結名人50,000円

※ハードウェアやOS、データベースは別途料金がかかります。

openbravo POS(オビタスター株式会社)

openbravo POS
openbravo POSは帯びたスター株式会社が提供するPC型POSレジです。

▼openbravo POSの特徴

  • 無料で利用できる
  • レストランモジュール機能があり飲食店で使いやすい

ほかのPC型POSレジが有料が多いのに対し、openbravo POSは無料で利用できます。
無料だからと言って機能が不足しているわけではなく、店舗運営するのに十分な機能が備え付けられています。

  • マスターデータ管理
    商売に関するデータを一元管理できる
  • 販売・払い戻し及び現金管理
    伝票の編集や商品検索、税務管理などの管理
  • レポートとグラフ
    小売店の売上をレポート、グラフ化
  • 在庫管理
    複数の愛顧をシームレスに管理
  • セキュリティ
    ユーザー情報の管理や権限管理

また特徴的な機能として、レストランモジュールがあります。
予約時間からタイ展示館までを細かく管理でき、いつでもレストランの占有率を知れるため、飲食店での利用に適しているといえるでしょう。

価格

無料

価格の安さだけでPOSレジを選ぶのはNG?

価格はPOSレジを選ぶ際の一つの比較軸にはなりますが、価格のみで判断するは危険です。

特にPC型、タブレット型のPOSレジの場合、各種類ごとの価格の差はそこまでありません。

一方で、POSレジごとに持っている特徴が異なり、業種・店舗規模によって必要な機能も変わってきます。

具体例をいくつか挙げてみました。

  • 飲食店:操作性・免税対応・セキュリティ
  • 小売店:ECサイト連携・免税対応
  • 美容室:予約管理・顧客管理

また安価なPOSレジはオプションをたくさんつける必要がある場合もあります。必要機能を足していったら、逆に高くなってしまったなんてこともあり得るので注意しましょう。

POSレジの選び方や各項目別の比較は下記の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

POSレジ比較ランキング!飲食・小売・美容室など業態別おすすめも紹介

POSレジにかかる費用を安くする方法

POSレジの価格を安くするには下記3つの方法があります。

  1. システム型の場合、中古品を購入する
  2. 補助金や助成金を利用する
  3. レンタルを活用する

システム型の場合、中古品を購入する

中古品を購入すると、新品を購入するよりも安く手に入ります。

ヤフオクなどでは、中古品のシステム型POSレジは1~5万円程度で売りに出されています。

▼ヤフオクで実際に落札されたPOSレジ(URL

ヤフオクでのPOSレジのオークション状況

新品だと10万円以上するケースもあるため、値段を大幅に抑えられます。

ただし中古POSレジは、いつ動作が停止してしまってもおかしくありません。

安すぎるPOSレジは利用年数がかなり長い可能性があるため、購入前によく確認をするようにしましょう。

補助金や助成金を利用する

国が一部の費用を負担してくれる補助金や助成金を活用すると、価格を抑えることができます。

現在、利用できる補助金・助成金は下記があります。

  • IT導入補助金
    中小企業・小規模事業者がITツール導入によって業務効率化や売上アップをサポート。通常枠で1/2以内、最大450万円の補助
  • 業務改善助成金
    最低賃金の引き上げと、生産性向上に関する設備投資をした場合に、費用の一部を助成。最大600万円まで支給

それぞれ申請の条件もあるため、気になる方は公式ページにて確認してください。

レンタルを活用する

POSレジ導入にあたり、購入ではなくメーカーや業者からレンタルをする方法もあります。

新規購入するよりも導入費用を安く抑えられるため、初期のコストを抑えたいという方にはおすすめです。

ただし長期的に利用する場合は、レンタルのほうがかえって費用が多くかかることもあります。

どのくらいの年数を利用する予定なのか計算してから、レンタルするようにしましょう。

POSレジや価格に関するよくある質問

POSレジの種類ごとの価格相場はどのくらいですか?

  • システム型POSレジは50~100万円程度
  • PC型POSレジは月額5千~数万円程度
  • タブレット/スマホ型(クラウド型)POSレジは無料~月額2万円程度

価格は導入時の周辺機器の購入によっても変動します。

POSレジの価格を安くする方法はありますか?

POSレジの価格を安くする方法として、中古品を購入する、補助金や助成金を利用する、レンタルを活用するなどがあります。
ただし、中古品を購入する場合は注意が必要ですし、補助金や助成金の申請条件もありますので、事前に確認してください。

POSレジ導入のメリットとデメリットを教えてください

POSレジ導入のメリットとデメリットは下記のとおりです。

▼POSレジのメリット

  • マーケティング施策精度を向上させられる
  • 人件費を削減できる
  • 顧客満足度アップできる
  • ミスや不正の防止につながる
  • 店舗管理の効率化ができる

▼POSレジのデメリット

  • 初期費用がかかる
  • 最初に商品登録をする手間がかかる
  • 停電時は利用できない
  • インターネット環境が不安定だと利用に制限がかかる

POSレジのメリットデメリットについての詳細は「POSレジとは?種類や機能、メリットデメリットをまとめて解説!」の記事で解説しています。

POSレジの選び方はどのようにすれば良いですか?

POSレジを選ぶ際には、業種や業態に合わせた機能や特徴を考慮することが重要です。
価格だけでなく、操作性や免税対応、ECサイト連携などの機能も比較して選ぶことをおすすめします。

また、必要な機能を追加する際の費用も考慮しましょう。